未来の地球(超ウルトラ最新立体映画館編)
サトシは、友人4人に誘われて、最近できた、立体映画館にいくことにしていた。
友人のサユリの話によると、その3D映画館は、いままでの3D映画というレベルを超えているということなので、ワクワクしながら、週末を楽しみにしていた。
近くにオープンした映画館だったので、行く前にどんな映画館なのか、サトシは下見することにした。
琵琶湖のほとりにできた、その最新の立体映画館は、ものすごい人でごったがえしていた。
出てきた人の顔をみると、どの顔も満足げで、とにかくすごいと一緒にきていた人に話しているのが聞こえてきた。
サトシはますます、週末に行くのが楽しみになってきた。
サトシが住んでいる大きな湖がある琵琶湖は、おとめ座銀河団に所属している銀河系の中の太陽系、第3惑星・地球の日本という地域にあり、サトシはその日本という地域に住んでいるのである。
惑星間旅行や、銀河間旅行があたりまえの、この時代に映画館がそんなにはやるとは驚きものだとサトシは考えていた。
なんでたかが映画に人々はあんなに興奮しているのかよくわからなかった。
しかしサトシは、まもまく、その映画館のものすごさを思い知らされることになるのでした。
待ちにまった週末になり、サトシと友人4人は、その映画館に行き、中に入って行きました。
ちょっとびっくりしたのは、映画を見る前に、1時間ぐらいの説明があり、個人個人にカウンセリングがある点でした。
しょうがないので、とにかく説明をきくことにした。
波動のいい、ふわっとした衣装を身につけたすごい美人の女性が説明をはじめた。
「皆様、今日はどうもこの最新3D映画館にきていただいて、ありがとうございます。
当映画館は、最新の意識ネットワークと接続しており、映画をみるというよりは
ご自身がその映画のストーリを実際に体験してもらうという趣旨でできた映画館です。
銀河間の意識ネットーワークのデータベースが蓄えている膨大な過去の出来事のデータから
お好きなストーリをご自身で選択して、登場人物も自在にアレンジできるシステムとなっています。
また、基本設定のストーリに加えて、これから後にあるカウンセリングで、
ご自身がもっとも体験したい出来事を設定しなおすこともできます。
映画を見るのは簡単で、このドアから中にはいっていただいて、
中にある白いリクライニングチェアにすわっていただくだけで映画ははじまります。・・・ 」
サトシはここまで、聞いていて、なるほど自分で映画のストーリを設定して、その映画を楽しむことができるのか、でも、それでは映画のストーリがあらかじめわかってしまって面白くないのではと疑問を感じていた。
「ここで、皆様に大変重要な、注意事項があります。」
係りのおねえさんはちょっときびしい表情になり、真剣に話はじめました。
「それは、映画がはじまると、皆様方は、すべての記憶を一時的に忘れる仕組みになっています。
理由は、皆様方が設定したストーリをあらかじめ知っていると映画が楽しめなくなるからです。
映画の登場人物になりきって、
映画のストーリを楽しむためにどうしても必要な措置なのでご了承願います。
ただ、どうして記憶を一時的に消されるのはいやな方は、
記憶をもったまま映画を楽しむことも可能ですので、その方は事前におっしゃってください。」
それを聞いていた、サトシは、さきほどの疑問は、解消され、これで映画をリアルに楽しめると思ってホッとした。
さらに、係りの人は話をつづけた。
「もう一つ、注意事項があります。
それはこの映画は、いままでの3D映画とはまったく違った点があります。
それは目の前に立体映画が展開するのではなく、
皆様の脳に直接、映像や音、匂い、香りなどの五感を送り届け、
また、第6感以上の感覚エネルギーも皆様のエネルギー体に送り届けて、
映画を再現するという点です。
ですから、皆様は、現実と映画の世界をまったく区別することはできなくなるのです。
映画の中で記憶を消すということは、未知の惑星の体に転生するのと変らないということです。
そのことを充分承知された上で記憶を消すか消されないかを判断してくださ。
もし記憶を消された場合も、どうしても思い出したい場合は、緊急の措置として、
あることがらをしていただければ記憶は復活するようになっていますのでご安心ください。」
なるほど、だから映画館の外に出てきた人たちはあんなに興奮していたのだと、サトシは理解した。
映画というより、魂を登場人物に転移して、そのストーリを実際に生きることに等しいのだと感じられた。
係りの人の説明はさらに続きました。
「さらに、重要な注意事項があります。
この3D映画の中での時間の進むスピードと
現実の時間のスピードは違うように感じられるという点です。
つまり、映画の中の主人公の人生が80年だとすると、
映画の中では本当に80年がたったように感じられるということです。
実際は2時間30分なのですが、皆様は80年間分の体験ができるということです。
ですから、楽しいハッピーな人生を選択されたお客様は問題ないのですが、
苦しくつらい、しかし最後にはハッピーな人生を選択されたお客様は、
最初のつらい苦しい何十年の部分を実際に体験するため、その部分で、映画から出たくなっても、
ご自身が映画のストーリーの中にいることを思い出さないかぎり、映画は進行してしまいます。
その点をご注意してください。
(最初から最後までハッピーな人生の物語は面白くないため、
最初は苦しく大変な人生を選択するお客様が多いため、そこのところは充分注意してください。)
実は、記憶を消す作業をしたといっても、
ご自身の潜在意識の奥の部分まで記憶を消していないため、
なんか変だという感覚はあると思います。ですから、思い出そうと心の底から決意し、
あらゆることをやりつくしたら、記憶は浮上する仕組みになっています。」
そこまで聞いていた、サユリがサトシに助言をしてきた。
「私が以前、この映画を見て、ちょっと失敗したのは、係りの人がいうように
最初は、苦労のおおいみじめなストーリにしたのよ、
映画の中に入ると自分が映画をみていることは忘れてしまうので
最初のころは何で自分がこんな不幸な目ばかりあうのか、神様をのろったこともあったの、
だからサトシは記憶を消す選択をしても、
あまり悲惨な苦労の多い人生の部分は選択しないほうが身のためよ」
そうサユリがよこからサトシに行ってきた。
サトシは、サユリは心配性だなあと、思いながら、どうせ、映画を楽しむんだったら
ハラハラドキドキの人生で、最後はヤッター!!といえるようなストーリにしたいと思っていた。
だから最初のうちは、苦労が多いほうが最後の喜びが大きいために、そのようなストーリにしようと考えていたのでした。
人気が多いので座席の数が最初の回は1名分しかなかった。ラッキーなことに、じゃんけんでサトシが勝ち、最初の回に見ることになった。
それぞれのカウンセリングがおわり、皆いろいろなストーリの映画を作成した。
サトシは、アセンション元年前の地球に時代を設定し、ここ日本がまだ国とよばれていた時代に、
そこで生まれて、苦労して生き、最後には地球人類すべてがアセンションを
達成するというストーリにした。
係りの人が、最後の説明だといって、また、説明しはじめた。
「ここで、いままで映画を見た方々の感想を参考に、あらたなオプションを設定しました。
それは、一緒にこられたご友人やご家族が、お待ちになっている間に、映画をみている方の
映画をモニターできる機能です。
主な重要出来事の際に、登場人物にアドバイスする機能もつけました。
映画を台無しにしないため、アドバイスは間接的にしかできませんが、
お待ちになっている方もそのストーリを楽しめるようになっています。
アドバイスをするときの注意事項ですが、絶対に直接ストーリの先を言うことはしないでください。
見ておられるかたが映画を楽しめなくなります。
ですからアドバイスはその登場人物の夢や目の前に起こってくる出来事をとおして、
間接的にしてくださるようお願いします。
これは、映画を見ている方に、後で、怒られないためにも、
ぜひ守ってくださるようお願いいたします。」
サトシは、その説明を聞いていて、サユリがおせっかいなので、自分が映画を見ていることや
ストーリーの先のことを教えないように、きつく言っておいた。
これで、映画を存分に楽しめるだろう。。
サトシは映画が上映される部屋にはいっていたのであった。
・・・・
次回に続く
友人のサユリの話によると、その3D映画館は、いままでの3D映画というレベルを超えているということなので、ワクワクしながら、週末を楽しみにしていた。
近くにオープンした映画館だったので、行く前にどんな映画館なのか、サトシは下見することにした。
琵琶湖のほとりにできた、その最新の立体映画館は、ものすごい人でごったがえしていた。
出てきた人の顔をみると、どの顔も満足げで、とにかくすごいと一緒にきていた人に話しているのが聞こえてきた。
サトシはますます、週末に行くのが楽しみになってきた。
サトシが住んでいる大きな湖がある琵琶湖は、おとめ座銀河団に所属している銀河系の中の太陽系、第3惑星・地球の日本という地域にあり、サトシはその日本という地域に住んでいるのである。
惑星間旅行や、銀河間旅行があたりまえの、この時代に映画館がそんなにはやるとは驚きものだとサトシは考えていた。
なんでたかが映画に人々はあんなに興奮しているのかよくわからなかった。
しかしサトシは、まもまく、その映画館のものすごさを思い知らされることになるのでした。
待ちにまった週末になり、サトシと友人4人は、その映画館に行き、中に入って行きました。
ちょっとびっくりしたのは、映画を見る前に、1時間ぐらいの説明があり、個人個人にカウンセリングがある点でした。
しょうがないので、とにかく説明をきくことにした。
波動のいい、ふわっとした衣装を身につけたすごい美人の女性が説明をはじめた。
「皆様、今日はどうもこの最新3D映画館にきていただいて、ありがとうございます。
当映画館は、最新の意識ネットワークと接続しており、映画をみるというよりは
ご自身がその映画のストーリを実際に体験してもらうという趣旨でできた映画館です。
銀河間の意識ネットーワークのデータベースが蓄えている膨大な過去の出来事のデータから
お好きなストーリをご自身で選択して、登場人物も自在にアレンジできるシステムとなっています。
また、基本設定のストーリに加えて、これから後にあるカウンセリングで、
ご自身がもっとも体験したい出来事を設定しなおすこともできます。
映画を見るのは簡単で、このドアから中にはいっていただいて、
中にある白いリクライニングチェアにすわっていただくだけで映画ははじまります。・・・ 」
サトシはここまで、聞いていて、なるほど自分で映画のストーリを設定して、その映画を楽しむことができるのか、でも、それでは映画のストーリがあらかじめわかってしまって面白くないのではと疑問を感じていた。
「ここで、皆様に大変重要な、注意事項があります。」
係りのおねえさんはちょっときびしい表情になり、真剣に話はじめました。
「それは、映画がはじまると、皆様方は、すべての記憶を一時的に忘れる仕組みになっています。
理由は、皆様方が設定したストーリをあらかじめ知っていると映画が楽しめなくなるからです。
映画の登場人物になりきって、
映画のストーリを楽しむためにどうしても必要な措置なのでご了承願います。
ただ、どうして記憶を一時的に消されるのはいやな方は、
記憶をもったまま映画を楽しむことも可能ですので、その方は事前におっしゃってください。」
それを聞いていた、サトシは、さきほどの疑問は、解消され、これで映画をリアルに楽しめると思ってホッとした。
さらに、係りの人は話をつづけた。
「もう一つ、注意事項があります。
それはこの映画は、いままでの3D映画とはまったく違った点があります。
それは目の前に立体映画が展開するのではなく、
皆様の脳に直接、映像や音、匂い、香りなどの五感を送り届け、
また、第6感以上の感覚エネルギーも皆様のエネルギー体に送り届けて、
映画を再現するという点です。
ですから、皆様は、現実と映画の世界をまったく区別することはできなくなるのです。
映画の中で記憶を消すということは、未知の惑星の体に転生するのと変らないということです。
そのことを充分承知された上で記憶を消すか消されないかを判断してくださ。
もし記憶を消された場合も、どうしても思い出したい場合は、緊急の措置として、
あることがらをしていただければ記憶は復活するようになっていますのでご安心ください。」
なるほど、だから映画館の外に出てきた人たちはあんなに興奮していたのだと、サトシは理解した。
映画というより、魂を登場人物に転移して、そのストーリを実際に生きることに等しいのだと感じられた。
係りの人の説明はさらに続きました。
「さらに、重要な注意事項があります。
この3D映画の中での時間の進むスピードと
現実の時間のスピードは違うように感じられるという点です。
つまり、映画の中の主人公の人生が80年だとすると、
映画の中では本当に80年がたったように感じられるということです。
実際は2時間30分なのですが、皆様は80年間分の体験ができるということです。
ですから、楽しいハッピーな人生を選択されたお客様は問題ないのですが、
苦しくつらい、しかし最後にはハッピーな人生を選択されたお客様は、
最初のつらい苦しい何十年の部分を実際に体験するため、その部分で、映画から出たくなっても、
ご自身が映画のストーリーの中にいることを思い出さないかぎり、映画は進行してしまいます。
その点をご注意してください。
(最初から最後までハッピーな人生の物語は面白くないため、
最初は苦しく大変な人生を選択するお客様が多いため、そこのところは充分注意してください。)
実は、記憶を消す作業をしたといっても、
ご自身の潜在意識の奥の部分まで記憶を消していないため、
なんか変だという感覚はあると思います。ですから、思い出そうと心の底から決意し、
あらゆることをやりつくしたら、記憶は浮上する仕組みになっています。」
そこまで聞いていた、サユリがサトシに助言をしてきた。
「私が以前、この映画を見て、ちょっと失敗したのは、係りの人がいうように
最初は、苦労のおおいみじめなストーリにしたのよ、
映画の中に入ると自分が映画をみていることは忘れてしまうので
最初のころは何で自分がこんな不幸な目ばかりあうのか、神様をのろったこともあったの、
だからサトシは記憶を消す選択をしても、
あまり悲惨な苦労の多い人生の部分は選択しないほうが身のためよ」
そうサユリがよこからサトシに行ってきた。
サトシは、サユリは心配性だなあと、思いながら、どうせ、映画を楽しむんだったら
ハラハラドキドキの人生で、最後はヤッター!!といえるようなストーリにしたいと思っていた。
だから最初のうちは、苦労が多いほうが最後の喜びが大きいために、そのようなストーリにしようと考えていたのでした。
人気が多いので座席の数が最初の回は1名分しかなかった。ラッキーなことに、じゃんけんでサトシが勝ち、最初の回に見ることになった。
それぞれのカウンセリングがおわり、皆いろいろなストーリの映画を作成した。
サトシは、アセンション元年前の地球に時代を設定し、ここ日本がまだ国とよばれていた時代に、
そこで生まれて、苦労して生き、最後には地球人類すべてがアセンションを
達成するというストーリにした。
係りの人が、最後の説明だといって、また、説明しはじめた。
「ここで、いままで映画を見た方々の感想を参考に、あらたなオプションを設定しました。
それは、一緒にこられたご友人やご家族が、お待ちになっている間に、映画をみている方の
映画をモニターできる機能です。
主な重要出来事の際に、登場人物にアドバイスする機能もつけました。
映画を台無しにしないため、アドバイスは間接的にしかできませんが、
お待ちになっている方もそのストーリを楽しめるようになっています。
アドバイスをするときの注意事項ですが、絶対に直接ストーリの先を言うことはしないでください。
見ておられるかたが映画を楽しめなくなります。
ですからアドバイスはその登場人物の夢や目の前に起こってくる出来事をとおして、
間接的にしてくださるようお願いします。
これは、映画を見ている方に、後で、怒られないためにも、
ぜひ守ってくださるようお願いいたします。」
サトシは、その説明を聞いていて、サユリがおせっかいなので、自分が映画を見ていることや
ストーリーの先のことを教えないように、きつく言っておいた。
これで、映画を存分に楽しめるだろう。。
サトシは映画が上映される部屋にはいっていたのであった。
・・・・
次回に続く